今回はカツオの刺身は背と腹でどちらが美味しいのか、味の違いと見分け方をご紹介します!
カツオはビタミンやたんぱく質、鉄分や不飽和脂肪酸などの栄養価が高いので、積極的に摂取したいですよね。
ビタミンは熱で破壊されやすいので、刺身などで生で食べるのが特におすすめ。
せっかくカツオを食べるなら鮮度の良いものを美味しく食べたいですよね!
スーパーなどでカツオの刺身を買うときに、背と腹のどちらを買おうか迷ったことはありませんか?
あまり部位を気にせず買っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、カツオの刺身は背と腹で美味しいのはどっちなのか、味の違いと簡単に見分けられる方法をご紹介します!
カツオの刺身は背と腹はどちらが美味しい?
カツオの刺身は背と腹ではどちらが美味しいのでしょうか。
好みの部位を選びたいですよね。
背と腹の特徴と味の違いについてご紹介します!
背の特徴と味
背は脂が少なくアッサリとしていますが、旨味をしっかりと感じられる部位。
身がしっかりとしているので、包丁で切る時に崩れず盛り付けしやすいですよ。
タタキにする時は背の方が良いとされています。
価格が腹よりも若干高く設定されていることが多いのも特徴です。
腹の特徴と味
腹の部分は脂が多く、身が柔らかいのが特徴で、包丁でカットする時に崩れやすいので注意が必要です。
こってりとした味わいの刺し身を食べたい時は、腹の部分がおすすめ。
カツオの脂には、LDL(悪玉コレステロール)を下げる効果期待されるDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が多く含まれているんですよ!
こってりした味わいを楽しみながら、健康に良い効果が期待できるなんて嬉しいですよね♪
腹側には米粒の様な寄生虫のテンタクラリアが付いていることがあるそうですが、人体には影響がないそうです。
人体に影響がなくてもあまり気持ちのいい物ではないので、よく見て選びましょう。
カツオは1年に2度の旬があり、4月~5月が旬の初ガツオはあっさりしていて、9月~10月が旬の戻りガツオは脂が乗っていて濃厚ですよ。
カツオの背と腹の見分け方と美味しい鰹の選び方
カツオの背と腹の見分け方と美味しいカツオの選び方についてご紹介します。
スーパーなどで、カツオの刺身のラベルに背と腹の記載が無くても簡単に見分けられますよ!
新鮮で臭みのないのカツオ刺し身を食べたいですよね。
簡単に見分けられるので参考にしてください。
背と腹の見分け方
早速、カツオの背と腹の簡単な見分け方についてご紹介します。
◎背の見分け方
- 脂身が少なく赤身が多い
- 二等辺三角形の様な形をしていて身が厚くたっぷりとしている。
- 身がしっかりしていて崩れにくい
◎腹の見分け方
- 内臓を処理しているので、一辺が凹んでいて身が薄い部分がある。
- 断面がへの様な形になっている。
- 背に比べて脂肪が多いので、身が柔らかく崩れやすい。
カツオの腹の部分は内臓を処理して凹んでいるので、見分けが付きやすいですね♪
『への字が腹』と覚えましょう。
美味しいカツオの選び方
せっかくカツオのお刺身を食べるなら、新鮮なものを選びたいですよね!
美味しいカツオの選び方についてご紹介します。
◎美味しいカツオの選び方のポイント
- 赤みが鮮やか
- 身に張りがある
- 血合いの部分にすくみがない(黒ずんでいない)
- 切り口が虹色に光っていない
- ドリップ(液体)が出ていない
上記のポイントをチェックして、鮮度の良いカツオを選んでくださいね!
私は以前、虹色に光ってるカツオは脂が乗ってて新鮮なんだと思ってました・・・
まとめ
今回はカツオの刺身は背と腹でどちらが美味しいのか、味の違いと見分け方をご紹介しました。
改めて、背と腹の違いをまとめてみます。
背…脂が少なくあっさりとしていて、身がしっかりしているので旨味をより良く感じる。
腹…脂が多めで身が柔らかく、こってりした味わいを楽しめる。
ポイントを押えて、栄養価が高く美味しいカツオの刺し身を食べてくださいね♪
参考にしていただけたら嬉しいです。
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